新着情報

2011/12/25 第10回演奏会は終了しました。1,300名を超えるご来場、ありがとうございました。次回の演奏会は未定です。決まりしだい、お知らせいたします。

オスフィルについて

ご挨拶

ウィーンフィルのクラリネットの首席奏者エルンスト・オッテンザマー氏が、本楽団の名称をオストメール・フィルハーモニッシェス・オーケスターと名付けてくれました。 日本語になおせば、“東海管弦楽団”となります。 これは、このオーケストラの母体となる、東海中学高校のオーケストラ「東海学園交響楽団」に因んでいるからです。

「東海学園交響楽団」は1983年に創立され、2回のウィーン公演などを経て、2008年に25周年を迎える男子ばかりの100名ほどのオーケストラです。 毎年3月に愛知県芸術劇場のコンサートホールで定期演奏会を行っています。

現役の交響楽団は、5周年に“第9”、10周年に“運命”でウィーン、15周年にやはり“第9”、20周年に“ブラ1”でウィーンと実績を積み重ねてきました。 一方、この交響楽団OBを母体とするオーケストラ結成をめざし、OBたちは、当初は現役の前座として、レスピーギの“松”、コリオラン、レオノーレ3番、タンホイザーなどを演奏しながら、現役15周年の記念演奏会として井上道義氏の指揮による現役・OB合同による“第9”を1998年に実現しました。 その合唱隊に現常任指揮者の角田鋼亮が高校3年生として参加しており、その後現役で東京芸大指揮科に入学しました。

それを契機に一挙にOBのオーケストラが誕生したのです。 第1回演奏会が2001年に行われました。 このオーケストラのコンセプトは“あまり演奏されない名曲”を取り上げることです。 したがって、当初はベートーヴェンの交響曲の2番や4番、シューベルト4番、シューマン2番など、近頃はマーラーの10番・6番などを取り上げています。 ピアノ協奏曲としてもブラームスとシュスタコーヴィッチの各1番をプログラムとしています。

また、オストメール・フィルハーモニッシェス・オーケスターという名称は長いので、現在は、オストメール・フィルハーモニカーというのを正式名称として使っています。 オスフィルと省略して、男ばかりのオーケストラということを強調したい向きもあり、そのような俗称を使うこともままあります。 当初、一年半に1回の演奏会をとの目標でしたが、今やその間隔がほぼ1年ごとになっています。

団員は、東海学園交響楽団のOBを主体としていますが、広く東海出身者やその盟友をメンバーとしています。 ただし、このオーケストラの最大の弱点の一つは、日本各地に散らばった、しかも社会人としては若手・中堅を団員としているので、演奏会の時期や練習の期間が限定されてしまうことです。 年末・年始に練習し、正月早々に演奏会というスケジュールが避けられないのです。 そのあたりの悪条件が克服できれば、アマチュアのオーケストラとして大きく飛躍することが可能なのではないかと団員一同思い悩んでいます。 今後、団員候補者が増え、名古屋に戻る年齢層が増えるとその課題を克服できるのではないかと期待しています。 もう一つの弱点は、オーケストラに花がない点です。 男子校を母体とするオーケストラですから女の方の団員が皆無であることです。 客演してくれた井上道義氏が、“男ばっかだ!”と、私たちには当たり前のことに驚かれたほどです。 以上、簡単なオスフィル紹介でした。

(顧問・西村)